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　勝田工業高等学校は、社会で活躍できる人財を育成する単位制総合工学科の工業　　　　　　　　　　　　　高校です。幅広い知識とそれに裏付けられた工学の専門性、そして地域や社会の発　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　展を担う職業人としての「社会人基礎力」を生徒の皆さんが身につけられるよう、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　授業や学校行事等の教育活動を展開しています。進路支援は３年間を見据えて計画　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　的に実施しており、例年の進路結果の傾向は60～70％が就職、30～40％が大学や専　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　門学校等への進学となっています。部活動は現在14の運動部と11の文化部が活発に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　活動しており、全国大会・競技会に出場する部もあります。このような本校で、多　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くの生徒の皆さんが学習やさまざまな活動に真摯に取り組んでいます。そして毎年　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほぼ100％の生徒が就職・進学の進路を決定しています。

　工学系の多様な選択科目は本校の大きな魅力の一つです。興味や進路志望に応じ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　て希望する分野を学ぶことにより、専門的な知識や技術・技能を効果的に身につけ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ることができます。進学・公務員向けの選択科目もあり、多様な進路実現が可能な　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しくみとなっています。必要な資格取得にも力を入れており、有資格者による指導　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など、サポート体制が充実しています。毎年、工学を中心に英語、数学、国語等の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　資格検定において、多数の生徒が国家資格を含む資格取得を実現し、キャリアアッ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プにつなげています。

　充実した施設・設備も本校の強みの１つです。校内どこでもつながるWi-Fi環境や　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全教室に完備している電子黒板等により、ICT機器を効果的に活用した学習が進めら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れています。また、３クラス同時に利用可能な課題研究室、３部屋合わせて100台の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コンピュータを有するパソコンルーム、製図室、旋盤22台が整備されている機械実　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　習室、３次元CAD、マシニングセンタ実習室、CNCモデリングマシン、電力関係の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　様々な実習室など、学習環境は県内の工業高校の中でも特に充実しています。私た　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちはこのような施設・設備を効果的に活用して、生徒の皆さんの幅広い知識と専門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　性の向上を図っています。

　本校は旧勝田市（現ひたちなか市）の現在の地に昭和37年に創立され、機械科と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　電気科の２学科でスタートしました。平成20年度に県内唯一の単位制総合工学科と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　して学科改編し、令和３年度には創立60周年を迎えて現在に至ります。卒業生は１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　万有余名を数え、県内はもとより日本の産業界を支える人財として各方面で活躍し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ています。

　皆さんが勝田工業高等学校で充実した３年間を過ごし、もてる力や可能性および　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人間性をいっそう高め、社会で羽ばたいてくれることを願っています。私たちはそ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　のような皆さんを心から支援します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茨城県立勝田工業高等学校

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校　 長　　 浜   田   健   志